FXS / FXOとは何か?
FXSとFXOはアナログ電話回線(POTS‐Plain Old Telephone Serviceとも呼ばれる)に使用されるポートの名称です。
FXS ― Foreign eXchange Subscriberインターフェースとは、受信契約者にアナログ回線を配信するポートです。つまり、ダイアルトーン、バッテリ電流、呼出信号電圧を伝播する壁の差し込み口です。
FXO ― Foreign eXchange Officeインターフェースとは、アナログ回線を受信するポートで、電話やFAX、又はアナログ電話システムに備わっている差し込み口を指し、電話の接続状態を示します(ループ閉鎖)。FAXや電話機のような機器には、FXOポートが備わっているため、「FXOデバイス」とも呼ばれます。
FXOとFXSは、雌雄組み合わせ型のプラグのように常に対になっています。PBXが無い場合、電話会社によって供給されたFXSポートに電話機を直接接続します。
PBXを使用する場合、電話会社から供給された回線と電話をPBXに接続します。そのため、PBXには電話会社が供給するFXSに接続するためのFXOポートと、電話機やFAXに接続するためのFXSポートの両方が必要です。
FXS / FXO / VoIP
アナログ電話回線やアナログ電話機をVoIPシステムに接続する機器や、PBXをVoIPサービスプロバイダに接続したりPBX同士を接続する機器を購入する際、FXSとFXOの二つの用語はおそらく耳にするでしょう。
FXOゲートウェイ
アナログ電話回線をIP-PBXに接続するためには、FXOゲートウェイが必要です。 ゲートウェイのFXOポートとFXSポートを繋ぐことにより、アナログ電話回線がVoIP信号に変換されます。VoIPゲートウェイの製造を。
FXSゲートウェイ
FXSゲートウェイは従来型のPBXを通して1本または複数の回線をVoIPシステムやプロバイダに接続する際に使用します。FXSゲートウェイを使用すると、通常は電話会社に接続されるFXOポートを通してインターネットやVoIPシステムに接続することが可能になります。
FXSアダプタ(ATAアダプタ)
FXSアダプタはアナログ電話機やFAXをVoIPシステム又はVoIPプロバイダに接続する際に使用します。電話機又はFAXのFXOポートとアダプタを繋いで使用します。